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環境をぶち壊せ!祝え型クランヴィアデリート徹底解説

こんにちは、ちくわです。

今日は久しぶりにクランヴィアデリートの解説を書こうと思います。何度目だって感じですが新弾でかなり強化されたのでどうしても書きたかったんです…思いついて組んだってだけで特に大会で結果を残した訳でも無いので暇つぶし程度に読んでいただけると幸いです。

 

目次

1、構築

2、採用理由

3、不採用カード理由

4、最後に

 

 

 

1、構築

まずは構築の前に知らない方がいた時のためにクランヴィアの効果をおさらいしておきましょう。

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4コストパワー4000で登場時に山札をシャッフルして上から3枚を捲り呪文を全て下に置き、攻撃時に下の呪文を唱えることができます。

クランヴィアデリートとはざっくりと言うとこのカードでオールデリートを早期に唱えようぜ!って感じの山です。

お待たせしました。構築はこちらです。

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キリモミヤマアラシ×4

ブレインストーム×4

十二神騎×4

不夜城艦クランヴィア×4

闇鎧亜ジャック・アルカディアス×3

貝獣マーデク/クラムダンク×3

ホーガンブラスター×1

伝説の禁断ドキンダムX×1

「祝え!この物語の終幕を!」×4

テック団の波壊GO!×4

オールデリート×4

ティラノリングノヴァ×4

次元、GRは使わないので割とお安く揃えることが可能です。

 

 

 

2、採用理由

上から順に解説していきます。

キリモミヤマアラシ×4

1コストの呪文で、次に召喚するクリーチャーのコストを1下げつつSAを付与するので実質0コストでクリーチャーをSA化しながら出すことが可能です。このカードのおかげでクランヴィアが出ると同時に攻撃可能なのでオールデリート等をタイムラグ無しで唱えることができます。

ブレインストーム×4

カードを3枚まで引いた後、手札を2枚山札の上に置きます。基本的には後述する「祝え!この物語の終幕を!」をデッキトップに仕込むために使いますが2ターン目に唱えて十二神騎やクラムダンクを引き込んで無理やり3ターン目の動きを確保したりもします。あとは6マナある時にブレスト→キリモミ&クランヴィアとすることによって当たりの確率を少し上げた状態で走りに行くこともできます。

十二神騎×4

1つ前の段で登場した強力なサーチカードです。4枚のカードを見て1枚を手札に加えるため、キリモミヤマアラシやクランヴィア等の足りないパーツを持ってくることができます。また、1度目のクランヴィアでオールデリート等を捲れなくてもこれが捲れれば2発目のクランヴィアに備えることができます。

不夜城艦クランヴィア×4

このデッキのキーカード①です。わずか4コストで大型呪文を踏み倒すことができます。

しかもこのカード、ただ派手なカードの様に思わせて手札から詠唱したカードを下に置くことが出来るのでサーチカードを2度唱えることが出来るなど意外と器用なカードでもあります。蟹がモチーフのカードですのでデリートが捲れなかった日は蟹料理でも食ってやりましょう。

×3

クランヴィアデリートのリストを探すと入ってたり入ってなかったりするカードです。手札が入れ替えられる訳でもなく、呪文でもないのでこの山自体と直接的なシナジーがある訳ではありませんが割と今は必須枠かなと思われます。理由はシンプルで、このデッキは基本的にクランヴィアでゲームを決めに行くのでギャラクシールドなどに入っている夢のジョー星を出されるとほぼほぼ詰んでしまいます。仮にこのカードを入れていない構築で貼られた場合、7マナ溜まるまで待ってもらってテック団の波壊GOを唱えてやっとの思いで剥がしても返しのターンにまた貼られてしまいます。テック団+キリモミクランヴィアが出来るように11マナ貯めるならそもそもそのマナでデリートうてって感じですし(そもそも11ターン待ってくれる山があるわけない)

それに色が赤&黒と、この山で不足しがちな色を同時に揃えられる上、カード指定除去ですので青魔導具の新世壊や、龍解前でしたら相手のドラグハートも壊せるのでそれなりに仕事はしてくれます。

貝獣マーデク/クラムダンク×3

上面は5コストでスマッシュバーストとST持ちのクリーチャーで下は3コストで3枚引き2枚を下に戻します。

主に下面を使い手札にパーツを集めつつ手札に来てしまったオールデリート等を山札に戻したりしますが、上面も1点刻んで来たところでトリガーして殴り返しつつ手札を入れ替えたり出来るのでちゃんと強いです。

ホーガンブラスター×1

最強の殿堂カードです。クランヴィアがいる時に唱えるとオールデリートを捲れなくてももう一度遊べるドンできます。ノルマクリアしなくてももう一度遊べるなんて某達人よりも優良ですね。

×4

新弾で登場した絶ク(絶対クランヴィア!)なカードです。6コストの呪文で手札からコスト7以下のクリーチャーをSAを付与しつつ出すことが出来る呪文ですが、新能力ビビッドローによって上から引いたターンは4コストで使用が可能です。

4コストでSA持ちクランヴィアを出せる!?

うぉぉ!絶対クランヴィア!!

失礼しました。また、ターン終了時にそのクリーチャーを山札の上に戻すのでキリモミとクランヴィアが揃っている状況で上から引くとSA付与して投げつつ次のターンももう1度確定で投げることができます。

さらに、呪文なのでクランヴィアから捲れた時にハンドに2体目のクランヴィアがあればもう1度クランヴィアチャンスが訪れます。最強か?

カード名もこの世界の終幕とオールデリート感ありますしタカラトミーはクランヴィアが好きなんですかね?

GO×4

色よし効果よしの最強カードです。青と黒を持っているので黒マナをしっかりと確保することが出来る上に、効果もコスト6以上の相手クリーチャーを1体確定除去か、5以下の相手のカードを全て手札に戻すので場に応じて器用に働きます。相手のヘブフォヒビキバトライから捲れてきたドラグナーごとまとめて吹き飛ばしたり、(一応)ゲンムエンペラーも対処できます。

オールデリート×4

このデッキのキーカード②です。両プレイヤーの盾、手札、墓地、場を全て山札に加えてシャッフルする、名前の通り全てを削除するカードです。バトルゾーンに封印された禁断がある場合封印のみが山札に戻るため盾も手札も場も無い相手に安全にドキンダムXでダイレクトアタックをすることが可能です。

左上に11と書かれていますがこんな強いカードは早く使いたいですし無視しちゃって問題無いですね。はい

ティラノリングノヴァ×4

このデッキのサブフィニッシャー的なカードです。効果はシンプルで、相手の盾を全てブレイクします。クランヴィアから使う場合攻撃中に相手の盾が全部消えるんでクランヴィアが除去されなければそのままダイレクトアタックが決まります。また、このデッキは禁断が入っているので波壊GO!を踏んでも禁断解放されたドキンダムがそのままダイレクトアタックをします。割られた盾を見ながら悩む相手は恐らくテック団しか踏ませられなかった事、相手の場に禁断があること、そしてクランヴィアデリートと当たったことに嘆き、自分の不運を誰かに愚痴ることでしょう。可哀想に

シンパシーを持っているので運営としては「横に並べて軽くして、必殺技みたいに使ってね」的な意図があるのでしょうが中途半端に軽くするくらいなら踏み倒しちゃいましょう。14=0です。

 

 

3、不採用カード理由

正直クランヴィアデリートというデッキタイプが自由枠が多すぎるので上げ始めるとキリが無いのですが、とりあえず今まで入っていて今は抜けたカードを何枚か書いていきます。「このカードはどうなん?」的なのがあればコメントしてくだされば追記していこうと思います。

アクアスペルブルー

最初このデッキを見た人は恐らくこう思ったのでは無いでしょうか。「トリガー少なくね?」

今までは最速4ではあるが4枚ずつしか入ってないカードを2種類引き込むためそれなりに耐久をする為に豊富なトリガーを入れておりましたが元々この山は受動的ではなく能動的な山であり、祝えを採用してそれを軸に構築することによって早期に走りにやすくなった為自分の動きを優先する構築になり受け札を削りサーチカードなどを増やしました。

また、このカードは登場時に山札をシャッフルし1番上が呪文であればコストを支払わずに唱えるため盾からトリガーしてオールデリートを捲るなど最大値はとても高いですが、このデッキの性質上手札に来ても腐り、クランヴィアから捲れてもハズレであるため今回は半ば試験的ではありますが採用を見送りました。

終末の時計ザ・クロック

登場時にターンを飛ばすSTクリーチャーという有無を言わさない最強のシールドトリガーであり、ターンが返ってくれば一気に動けると言うこの山との相性も抜群ですが盾に埋まる前提のカードに4枠割くよりも自分の動きを補助するカードに今回は枠を回した方がいいと考え不採用となりました。

スニーク戦車オーリー/トゲ玉キャノンボール

上は2コストパワー1000で登場時と攻撃時に他のクリーチャー1体にSAを付与し、下は相手のブロッカーを全て破壊するカードです。

主に上面で使い、先に出しておいて4ターン目に出したクランヴィアをSAにします。また、下の面は(一応)ゲンムエンペラーに対処できます。だからなんだ感が凄すぎる。

ハンドに集めるカードの要求値が下がるため全然採用する価値はありますが今回は祝えを軸に構築した為枠が不足し、これ以上走る為のカードを増やす必要もないので不採用となりました。

弍幻サンドロニア

3コストパワー+2000のオレガオーラで、効果はクラムダンクと同じく3枚引いて2枚を下に戻します。呪文でないためプーンギに引っかからない他に、GR召喚が出来るため山札をより多く見たり相手の墓地をリセットしたり4000以下を除去出来たりととにかく強力なカードです。

では何故採用しないのか?

その理由はただ1つ。呪文でないためクランヴィアから捲れても墓地に行くし、ホーガンから捲れても何もせず山上に残ってしまうからです。クラムダンクの方はクランヴィアから捲れた際に下に行くため後続を確保しに行くことが出来るため、外した場合の立て直しやすさを優先し今回はサンドロニアではなくクラムダンクを採用しました。GR召喚は強力なんですけどね…

不足しがちな赤と黒を持っているうえ、効果も相手の8コスト以下を除去or墓地から8コスト以下のクリーチャーを蘇生でき、鬼タイムを達成していた場合どちらも使える強力なST呪文です。盾から捲れてクロックを持ってきたりなどの受け札としての性能はもちろん、クランヴィア効果で墓地に落ちたスペルブルーをクランヴィアで攻撃しつつ釣ってくるなど攻撃的な使い方もできます。

このカードも他と同じく採用しない理由が無いのでは?と言うくらいのカードですが、なるべく3、4ターン目にピッタリとマナを使いたい山のためあまり多色を増やしたくないので今回は多色枠をジャックアルカディアスに譲りました。

 

 

4、最後に

ここまで読んでくださってありがとうございました。新弾で強力なカードが出たため組んでみたデッキについて軽く書こうと思っていたら意外と長くなってしまいました笑

このデッキはとても自由度が高く、今回紹介した構築も数多あるうちの1つに過ぎません。最後の不採用カード理由で書いたように、今回は不採用なだけで効果自体はとても強力なカードも沢山あるためこの記事を読んで少しでも興味を持ったら色々と試して自分だけのクランヴィアデリートを組んでみてくださると幸いです。

 

 

それでは良いデュエルマスターズライフを!